岩崎航、39歳、詩人、筋ジストロフィーを抱く。病とは何か、幸せとは何か、生きる力とは何か――。谷川俊太郎さん、糸井重里さん、末井昭さんと絶賛を受けたデビュー詩集『点滴ポール 生き抜くという旗印』から2年、待望の初エッセイ集です。少年時代の思い出から、命を絶とうとした17歳の日、はたらくということ、他者との関わり、そして家族の温みを描いた、書き下ろし28編を収録。写真は、前作に続き写真家の齋藤陽道。 今は絶望の淵で「待つ」しかない人に、向かい風に立ち向かっている人に、すこし立ち止まって行く先を見つけたい人に、共に読み語り合いたくなる一冊です。ぜひご覧ください。

著者:岩崎航
価格:1,620円