この週末に大阪から友人が来ました。
昨年度まで大府センターでの講義を13年間一緒にやってきた友。
今年度から、新しいカリキュラムにともない13年間一緒にやってきた私たちは卒業。
それに伴い、大阪と長野に物理的距離ができました。
講義が終わりホッとすると同時に寂しさの方が強い。
それを縮めようとやってきた友人。
友人とはいえ私よりも10歳年上。
そんな歳など関係なく、お互いに苦しい講義を共に乗り越えてきた大切な戦友なのだと思います。
2人顔を合わせれば、やはり講義の時の準備に語り合った社会の状況や現在の組織のリーダーが抱える問題。
そして、人の心のうつろい易さと壊れていくことに気づけないこの仕事をする慢心とその元となる心の弱さ。
そんな話をしながら、今の自分の境遇を語り合った。
何か高尚な話をしているように聞こえますが「スターウォーズのダースベーダーはなぜダークサイトに落ちたのか」という新旧映画の話から始まるのですから、飲み屋で打ち合わせをしていた時は、きっと隣のサラリーマンは耳を傾けていたと思う。
大阪の友人はよく「今だからこそ、あなたの講義が必要なんだ」と。
私はいう「今だからこそ、あなたの語る心のあさましさを笑いに変えながらあるべき道を問う講義が必要なんだ」と。
13年間も講義が続いたのは2人の信頼とお互いの強みが理解し合えたから何だと思う。
講義が終わっても、お互いにまだまだ関係は続く。
大阪城と上田城は友好関係。
上田城にも大阪城にもその石碑が立つ。
2人の心にも物理的距離など関係なく、太く強い心のつながりの石碑は立っていると感じる2日間でした。