今の生活をガラッと変えられるか?
変わった瞬間に見えてくるものがある。
そうおっしゃる水産業の社長さん。
いろいろなものができてきた。
道も建物も…。
そこに暮らす人の生活は再建できてきたのかな…。
できあがった建物から暮らしを始めるのもある。
人々の生活がなされているところにインフラ整備がなされて街ができてくるのもある。
どちらが先かではなく、大切なのは人々がそこで暮らし、生活の営みが滞りなくできるようになるにはどうしたらいいのかの視点があるかどうかなのだと思う。
なんとなく、6年目を期に一区切りに雰囲気がある中、私たちが、一区切りとするするのは、時間や月日で区切るのではなく、生活をどう取り戻したかで、区切られていくもの。
そして、そのロードマップはインフラ整備のロードマップではなく、庶民が自身の生活がどこまで取り戻すことができたのかのロードマップがその区切りを刻んでいくことなのだと思う。
そう考えると、普段から私たちがすべきことに似ているように思いませんか。
生活を支えることは、その人の生きる術をどう支えるのかにつながる。
3.11は皆さんにどう心に留めていますか。
あのとき感じた思いは、今も変わらず続いていますか。