本来であれば、前回の続きとなるのですが、続きは1回飛ばし。
今回はとってもとても嬉しいサプライズがあったので、それを先につぶやきます。
サプライズとは、非常勤で講義する介護の専門学校生からのプレゼント。
写真にあります蘭(シンビジューム)のお花をいただきました。
そして、皆さんからの寄せ書き。
なんといったらいいのだろう…。
表現する言葉を失うほど、こんなに嬉しいことはないのです。
一生の宝物をいただきました。
蘭の花を見ると、蘭室の友の話を恩師から教わったことを思い出します。
蘭室の友とは、蘭の花を飾る部屋に一緒にいると、その蘭の香りが体に移って師弟共々に同じ香りをまとうというお話でした。
元々は仏教のお話になるそうですが、深い話は別にして、私の恩師は、気品ある同じ香りをまとうという意味から、どんな人であれ、師と共にあれば、徳のある人として、また同じ意義ある存在になれるということを教えていただいた。
彼ら14名は色々な個性を持ち、年齢も考え方も気力も様々。
様々な苦労や悩みを抱え、悔しい思いをたくさん抱えてきた人たち。
だからこそ、みんな人を思いやる力が強くある。
そして、人を大切にしようとする思いは誰にも負けない。
師弟というのは、師匠がどんなに「あなたは私の弟子である」と言っても、弟子が師匠と思っていなければ師匠にはなれない。
反対に、どんなに「私はあなたの師匠ではない」と言っても、弟子が私の師匠と思えば、その人は師匠になっていく。
14名の学生一人ひとり大切な生徒でした。
14名全ての学生は、必ずなんらかの未来の可能性があり、誰も代わりになれない使命を持っている。
そんな14名をいつまでも大切に思っていきたいし、彼らはどう思っているかわかりませんが、私にとって大切な教え子であり弟子なのだと思い続けていたい。
自信を失った時は、また人生に迷った時は、是非思い出して欲しい。
自分はかけがえのない人間なのだということを。
そして、どんなことがあっても、一生懸命に生きる14名を最期まで見捨てない教師がいるということを。
一生懸命に生きる彼ら14名と、途中で新たな目標に向かって歩んだ2名のことを想って…。
感謝の想いと新たな門出を祝す。