寒くなってきましたね。
先週末からグンと急に冷え込んできて、昨日から雪がたくさん降っています。
指先もおデコもちぎれるような寒さです。
さてさて、今日で今年の大きな仕事は終了。
ある意味lifeworkである相談事業を除けば、今年はあと会議1つで終わり。
残りは、大掃除と年賀状書き。
そうそう、原稿チェックがまだ残ってた…。
いつもなら第3週あたりで愛知県への講義が入っていましたが、今年は前倒し。
先月終了したので、ちょっと楽になりました。
ただ、気が抜けてしまったか風邪ひきは未だにスッキリとは治らず、喉が痛くて喋るのが億劫になります。
だからって喋らないわけがなく、1日が終わると喉が切れてしまうせいか水でさえしみてくる。
ここにウイルスが入ると風邪、インフルエンザになってしまうんだろうなぁ?。
ここで倒れられない。
なんとしても忘年会までは頑張らなければ?って、忘年会がターゲットって仕事じゃないのがミソですね。
さて、最近感じたことをひとつ。
エマソンは「善い思想も実行しなければ、善い夢と同じ」と語っています。
この言葉、上手に解釈しないと…。
「だから、現実主義でなければならない」という意味ではないです。
夢では人を支えられない。
私たち支援者は実践である。
しかし、その反面理想があってこそ前進することができる。
前進するには、とてもとても苦しい難関をクリアしていかなければ得ることはできない。
人一倍泣いて、人一倍悩んで、人一倍苦しんだ人が得ることができるものがそこにあるのだと思うのです。
どんなに資格を持っていても、たくさんの学びを身につけても、私たちは、支援者であって実践が何より大切。
しかし、実践は“ただ行動すれば良い”というのではなく、実践には、きちんとした理念や実践知識を基としたものがなければ、また自身の感情や思いから発する支援を中心としてしまっては、行き詰まりが起きるであろうし個人的価値観でのみ正当化された支援となってしまう。
行き詰りを乗り越える力とその実践を支えるものはクライエントからの笑顔と真摯な学びから身につく知識・知恵であり、理念や思想なのだと思うのです。
「それって理想でしょう」とか「その人を思う心があれば…」といった言葉。
理念や思想、知識を身につけ、実践してきた人の前では、こうした言葉は虚しく、軽い言葉に聞こえているのだろうなぁ?と感じました。