宅老所もくれんの運営方針について
宅老所もくれんの運営方針は[NPO法人やじろべーの運営方針]を運営方針としており、次の内容となります。
「在宅介護においての認知症者と介護をする家族とのより良い関係づくりを支援し、人による地域相互のケアが在宅ケアの促進に繋がっていくことを、また高齢者の住みやすい環境づくりがより安心したケアにつながっていくことを通じて地域福祉の向上に寄与していくことを目的とする。」
私たちがNPO法人で活動している理由は、認知症の理解を社会教育の現場の中で活動していく事を目的としているからです。
理念と想いをNPO法人やじろべーで、実践の場として宅老所もくれんと、理念と実践を大切にしていく事を目的にしています。
堅い話ばかりではいけないので、法人名がなぜ、やじろべーなのかをお話ししておきたいと思います。
やじろべーと名前が決まるまでには、カタカナ言葉が良いのではないかと色々な名前を考えました。 例えば、NPO法人マエストロやスポットといった名前・・・・。 確かにカタカナ語の方がかっこいいのですが、何とかレンジャーみたいでちょっと恥ずかしい・・・。 ちゃんとビジョンを持った法人なんだから名前からすぐにその意味がわかる名前にしよう!と考えて、やじろべーという名前になりました。 もちろん、やじろべーはあのやじろべぇです。
意味は、認知症の方の想いだけでは、介護者家族は疲弊してしまう。かといって、介護者の思いだけでは認知症の人の暮らしや想いはわからなくなってしまう。 また、施設が一番という事でもないし、在宅ばかりが一番という事ではない。 それぞれの意味やそれぞれの想いを抱えながら相談できる場所にしたいね。ということで、やじろべーという名前になりました。
しかし、納得した名前はあるのですが、ちょっと恥ずかしく、難しい気持ちになるときがあります。 それは、銀行に行ったときです。 銀行で「やじろべーさ~ん」て呼ばれるのがちょっと恥ずかしいのです。 銀行員さんもちょっと恥ずかしそうに、小声で「やじろべーさ~ん」って呼んで下さるのです。 思い過ごしかと思うのですが、法人名の後に中澤と書き入れると間違いなく100%「中澤さん」と呼んで下さるのです。そんなとき「やっぱり恥ずかしい名前なんだなぁ~」と思うのです。 でも、慣れてくると愛着がでてきます。
長野県内でも、やじろべーは有名になりました。(ちゃんと良い意味で・・・。)
長野県外も最近、有名になりつつあります。
しかし、有名無名にかかわらず、地域のために、そして利用される皆様のために役立つ事が大切な事ですから、傲慢や慢心にならず、地道に頑張っていきたいと思います。