さすが文学者の講演ですね。

言葉のテンポがとても心地よく、あっという間の講演でした。

 

その中で「貯金」と「貯筋」と「友貯(ゆうちょ)」のお話がありました。

 

老後必要なものとして、

暮らして行くための「貯金」

転倒防止と寝たきり防止のために筋力をつけるという「貯筋」

お互いに声をかけあう友だちを多く持つ意味の「友貯」

 

これが老後の三種の神器だそうだ。

そして、一緒にご飯を食べる友だち飯友(ママトモ)を作れとのお話。

 

漫談みたいなお話ですが、的を得たお話しだったと思います。

 

あと、私にとってとっても信頼する先生の諏訪さゆりさんのお話がありました。

 

諏訪さんの認知症終末期患者と家族の研究文に「みんなで悩むことが重要です。個々人が何に悩んでいるのか、何悩んでいるのか、何を重要視しているのかを共有することから方向性を見出して行くことができる」と書かれていることを紹介されました。

そして、諏訪さんの「家族の心は揺れる。だから家族の意向を常に聴くことが大切」との言葉はとても素敵な表現ですね。との沖藤さんの言葉に、人ごとながら自分が褒められたくらい嬉しかった。

 

さて、午後はランチョンセミナーで藤本クリニックのおふたり。

またまた、とっても勉強になりました。

この話はまた…。