三日坊主はやはり三日坊主。
ずいぶんのご無沙汰の更新です。
今回のつぶやきは、先日やってきました小学校での啓発のお話し。
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山間奥深い地域の小さな小学校で認知症の啓発を行ってきました。
小さな小学校は、小学校1年生から6年生まで全てを合わせても50人にもう少し加わったくらいの数。
今回は、1年生から6年生までまとめて一括での啓発。
最初は、各学年ごと情緒的な部分も考え方も様々で、一括なんて“無理!”と思っていましたが、実際にお話をしてみると、各学年全ての児童は一生懸命に聞いて下さいました。
質問も1年生や2年生が中心。
「その病気は治るんですか?「何歳からその病気になるんですか?」と
大人顔負けの質問。
子どもだからと、低く見ていた自分に反省でした。
啓発は、学習会ではなく、啓発であると言うこと。
「認知症とは」の話では、認知症の症状やその病気に対しての理解はできても、そこにまつわる“その人”に想いを馳せるにはすこし遠くなってしまう。
ましてや、自分の問題として正面で受け止めるには、学習会のレベルでは、理解は深まらないと思うのです。
ですから、学習会ではなく。“啓発”としていくことが大切で、持論を言えば、社会教育の手法がないと上手くいかないと考えるのです。
難しい話ですね・・・。
子どもたちが、自分の事として捉え、私の話の随所で困惑し、時に涙し、そして目を見開いてじっと見つめる姿は、きっと、子どもながらに心のどこかに身の回りの出来事に照らし合わせて考えているのだろうと、ただただ感服した時間でした。