このつぶやきを癒やしを求めて読んでくださっている方がいらっしゃると聞きます。
でも最近、難しい話ばかりで癒やしどころが混乱と苦痛を感じてしまうほど難しい話ばかり。
癒やし…。
私も、いろいろ悩むことがあったり苦しい想いでいっぱいになったり。
自分なりに癒やしや励ましを求めて何とか自分を保とうとしています。
その中で、やっぱり音楽の力はいいですね。
松岡直也などのラテンフュージョンからスガシカオまで。
そのスガシカオが2年半ぶりにインディーズからメジャーに再デビュー。
そのRe Startに作った曲はさすが!!の1曲(実際は2曲)です。
今年5月に出した“アストライド”という曲。
この曲は、5月に行われた認知症ケア学会でメインシンポジウムで話をする前にずっと聞き入っていた曲。
この曲に元気をもらいました。
そして、今も必ず話をする前に車の中で聴いて「ヨシ!」と気持ちを入れる曲です。
この曲は詞が心に突き刺さるんです。
以下がその詞。
【アストライド】 作詞作曲スガシカオ
ねぇ、どんなやつだって、いい人に見られたいって思っているんでしょう?
そんな風に、誰かの目を気にしているうす汚い自分は、
カバンにつけられて揺れているあのマスコットみたいです。
汚れたまんまでぶら下がって、いつかどこかになくなってしまう。
「ねぇ、それこの前渋谷のゲームセンターで取ったやつでしょう?」
本当に欲しいものは、そう簡単には手に入ったりしない。
あともうちょっとって、何度も手を伸ばしたんだ。
まるでぼくが諦めかけていた、あの夢に届く気がしたんだ。
何度だってやり直せばいい
何度だって恥ずかしくはないよ。
ぼくが思う世界へ、まず、ぼくが歩き出すんだ。
ねぇ いつの日かぼくに順番なんて回ってくるんでしょうか …。
この傷から出たひどい膿を全部シールに変えて、
356枚たまったら、引き替えるんだ。
とびきり新鮮な希望と誰にも負けない勇気に。
困難だってこえていけるよ。
倒れたって、諦めちゃだめさ。
君が思う世界にへ、まず、一歩、歩き出すんだ。
大事な人が手を振ってる。
だから、この苦しい夜を、
その心で、その気持ちで …。
なんで、なんで、ぼくらはいつも、
どうしてうまくいかないことばかり。
それが、ぼくたちのかけがえない明日になるんだ。
何度だって、やり直せばいい。
何度だって、恥ずかしくないよ。
君が思う世界へ、まず、君が歩き出すんだ。
すごく良くないですか?
「なんで、なんで、ぼくらはいつも、どうしてうまくいかないことばかり。
それが、ぼくたちのかけがえない明日になるんだ」
「何度だって、やり直せばいい。何度だって、恥ずかしくないよ。君が思う世界へ、まず、君が歩き出すんだ」
この部分にさしかかると、自然に涙が出てきてします。
ここだけを何度もReplayして聴いています。
その通りだなぁ…って想いながら。
そして、一歩歩き出そうって…。
この曲について、スガシカオは、「前向きですねって言うのは簡単。でも、この時代のどうしたって前を向かなきゃいけない現実を自分の言葉で切り取れた気がします」と語っています。
さらに「このアストライドという曲を超えるスケールはもうこの先難しいかもしれない…。それくらいやり切った」と語っています。
「ゼロからこの2年半を応援してくれたすべての人にこの曲を捧げます」と。
やり切るまでやると、こうした短い言葉でも心を震えさせる言葉にとなっていくんだと思うのです。
“やり切るまでやる”まだ、まだやり切っていない自分。
「なんでなんで、ぼくらはいつも、どうしてうまくいかないことばかり」
「それが、ぼくたちのかけがえない明日になるんだ」そうつぶやきながら。
「困難だってこえていけるよ」「倒れたって、諦めちゃだめさ」と言い聞かせて今日もまた一歩歩き出さなくては…。